しんせいブランド

JA和牛周年預託牧場

 妊娠確認後から分娩30~45日前までの期間、和牛を預託できます。農家は牛舎の増改築をせずとも増頭が可能となるほか、預託期間は牛の観察や管理といった手間を省くことができ、省力化を図れます。

 10棟(うち8房が牛舎)で構成され、1房あたり2~3頭を飼養し、最大64頭を受け入れることができます。

 牧場の利用による和牛繁殖農家の増頭を後押しすることで、農業生産の拡大につなげます。

水稲種子温湯消毒施設

 水稲の種子を温湯(おんとう)消毒する施設です。温湯種子消毒とは、種籾を一定時間お湯に浸して消毒し、病害を予防する方法です。

 60度のお湯に種籾を10分間浸すことで、いもち病、ばか苗病などに対し、化学農薬と同等の防除効果が期待できるほか、発芽抑制物質も除去されるので発芽の揃いが良くなります。

 また、農薬使用成分数の削減、種子消毒剤の廃液による環境負荷軽減が期待できます。